もう、自分の中にある感情を押し殺せなくてそんな自分が情けなくて…。

だけど……今自分にできることは奏に嫌われることだけだ。
奏がもし僕を好きなままで僕と別れることになるなら、それが一番辛い。

できることなら、僕を嫌いになってほしかった。

でも、そんなことホントは嫌で嫌で奏を誰にも離したくなくて…。

だから、自分が持っている武器でいつかこの想いを奏に伝えられる時の為に僕は、曲を作った。

それを届けるのは、まだ先の話。