「奏〜早く寝ろよ。もう、遅いんだし…」

私は先生のそんな言葉を遮るようにして、

「先生って!!曲作ってるんですか?!」

「いや、今日は、もう遅いし」

「ねぇ、先生どーなんですか??」

と、私が部屋の中へ入っていきながら聞くと先生は少しだけ呆れて

「ちょっとだけ、教えてやるよ。」

そう言って先生は、話しだした。