裕「玲奈お嬢様、着きましたよ」

 「裕、ありがとう。行ってきます」

この人は裕(ユウ)。私の運転手です

裕「いってらっしゃいませ」

その言葉に軽く頷いた後、私は車を降りた

校門を歩いているとやはり聞こえる声

男『ウオーーーーー!玲奈様ーー!』

 「皆様おはようございます」

女『玲奈様おはようございます!お荷物お持ちいたしましょうか!?』

 「いえ、大丈夫ですよ。あなたたちは相変わらず、お優しいですね」

そう言って微笑めば...

女『キャーーーーー!』

男『玲奈様ーーーー!』

より一層、煩くなったが...道を開けてもらったのでよしとしよう