告白したのは

私からだった。





◆◆ある日の放課後



『私、と 付き合ってほしいの…ッ!』

一世一代の大勝負

人生初の告白だった



不安半分

期待半分

の気持ちでした告白




だから……




「――いいよ。」


OKをもらえるなんて

思わなかった。


気持ちは跳ね上がり

私は悲しいわけでもないのに

涙が出てしまった。


それから

私と優弥との付き合いは

始まった。



……ねぇ、優弥



あの時……


わたしは本当に




嬉しかったんだよ…――?