『よしっまずは…あ、いた!ちーちゃん、おはよっ。』

「おはよ。くるみのことだから遅刻するかと思ったのに大丈夫だったみたいね」

『うん!お兄ちゃんが送ってくれたからね』

「あ、やっぱりね。くるみが時間守ることなんてないからびっくりしたじゃない。」

『ひどいよ、ちーちゃん!』

今話してるこの子は幼なじみの星野 千里ちゃん!

保育園からずっと一緒にいて私のお姉ちゃん的存在かな。

「…み、…るみ、…くるみっ。ちょっとくるみ聞いてるの?」

『へっ?あ、うん、聞いてたよ!どーしたの?』

「だから、もーすぐチャイム鳴るからクラス発表見に行こ」

『うんっ!ちーちゃんと同じクラスだったらいいなぁ』

「そうね。あ、あった。人多いわね」

うわーすごい人。クラスどーなるんだろ…ドキドキだよー

「あ、あった私3組」

『ほんとっ?、えっと、私は…あーーっあった!どーしよちーちゃん!私も3組だよっ』

ちーちゃんと一緒だなんて嬉しすぎる!学校初日からいいことだらけだなぁ。

「よかったね、くるみ。クラス行こ」

『うん!これからよろしくね』