あ、なるほど。理解、理解。


「大丈夫!気にしなくていいよ。
また明日いっぱい話そうね。」



「うん!ありがとう。」

そう言って、緋麻里は帰る支度をした。





「おじゃましましたー。」

「またねー。」


――バタン



玄関のドアが閉まった音を聞いた私は、1人ベッドの上で、脚をバタバタさせていた 。




それにしても…いとこかぁ〜。うらやましい。
明日どうだったか感想きかなきゃね。



明日楽しみだなぁ。








────そんなことを考えて入学1日目は過ぎた。