そんなこんなで、今は私の家。

緋麻里とガールズトークの真っ最中。



「にしてもさー、あの先生イケメンじゃない?」


「なに、惚れたの?」


さっきから緋麻里がイケメン連呼してる気がする。




惚れたとか言われても困るよなぁと思って一応聞いてみた。


「ないない。学校の先生だし?」


バッサリだね緋麻里。


「ま、そりゃそうか。」


「そういう夏鈴はどうなのよ。」


「えっ?」


いきなりの質問に少し驚いた。




「まぁイケメンだと思うし?多分いい人だし?
好きになっちゃったなら協力するよ。」


緋麻里はニヤニヤしながら言ってきた。


これは面白がってるな、絶対。