おばあちゃんは私の後ろを指指した。


そこには写真。


「おじいちゃんは何年か前に亡くなったよ。この家はおじいちゃんの趣味なの。南国みたいにしたかったんだって。・・・・・・悲しくはないよ。たくさん楽しんだからね。だから、・・・・・・仁華にも人を信じて貰いたいなって思ってるよ。」


おばあちゃんは知ってたんだ。


私が人を信じられないこと。


「仁華は自分の正義を貫いたんだ。それを誇りに思いなさい。そして、夏休みの間はそんな暗いこと忘れて楽しみな!」


やっぱりおばあちゃんの笑顔は優しい。


私は何度も頷いた。


「さぁ、ご飯食べちゃいな。」


私は素麺をすすった。


美味しい。


私は後片付けをして、お風呂に入って、自分の部屋で荷物を整理した。


でもだんだん眠くなってきて私はベッドにダイブした。


そしてそのまま眠りについた。