おばあちゃんはそう言ってくれたけど、あんまり会いたくないな。


人、信じられないから。


私はノートに分かった。と書くと、おばあちゃんが立ち上がった。


「仁華の部屋に案内するからね。荷物持っておいで。」


私はキャリーバッグを持って階段をあがる。


そして、おばあちゃんの後ろををついて行く。


「ここだよ。開けてみな。」


私はドアを開けると・・・・・・・


目の前に綺麗な海が広がっている。


綺麗!!


しかも部屋が南国みたいで、すっごい綺麗で可愛い!!


私は急にテンションが上がって歩き回る。


そんな私を見ておばあちゃんは笑った。


「あははは!そんなに喜んで貰えると嬉しいわ。自由に使っていいからね。」


私はノートに書くのが面倒くさくて、おばあちゃんに抱きついた。


そして口パクでありがとうと言う。


おばあちゃんはまた笑って、


「良かった!よし、じゃあ夜ご飯作ろうかしら。手伝ってくれる?」


私は勢いよく頷いた。


「じゃあ先に行ってるわね。荷物整理したら降りてらっしゃい。」


おばあちゃんが出ていってからもう一度部屋を見渡す。