2人で叫んでバカみたい。


でも、それでもいいんだ。


だって、一緒にいると好きって気持ちが溢れて溢れて。


叫ばずにはいられないから。


私が家に荷物を置くと急いでまた外に出る。


玄関にもたれかかっている律希を追い越して走り出した。


「律希ー!行くよー!」


律希は私のあとを追いかける。


そして私は律希に早く自分のところへ来てもらいたいから、またこう言うんだ。






「ねぇねぇ、聞いて!!」

















end