「ほら、びっくりしたじゃーん!!」


「そりゃびっくりするわ!!まじかよ。」


「え?嬉しくないの?」


私が不安気味になっていると律希は笑った。


「嬉しいに決まってるじゃん!!だって、ずーっと一緒にいられるんだよ!?・・・・俺、幸せ過ぎて死ぬんじゃない?」


「あはははは!!死なないから大丈夫!!っていうかね、まだまだおもしろい話あるんだー。」


私がはしゃいでスキップするけど、律希は気にせず歩く。


「ねぇ、ねぇ、聞いてるー?」


「聞いてるよー。」


「じゃあ、ちゃんと聞いててねー?」


「うん。なにーー?」


私は思いっきり息を吸って叫ぶ。


「律希のことが大好きだよーーーーー!!自慢の女になるからねーーーー!!」


私が言うと律希も大きく息を吸って叫ぶ。


「俺も仁華が大好きだよーーーーー!!自慢の男になってやるからなーーーーーー!!」