「キャアアアアァァァァ!!!」

「?うるさいな~。今の声あいつらだよね。見てみよ………うっわ、血だらけじゃん
 おいしそう……いやいや、もう血を吸うのはやめたんだ」

「あぁもういやぁ、何で何で死ねないの」

「あの子あれだけの血を流して生きてられるってことは…
 ねぇねぇ、君」

「ちょっ、哀川!?あんた馬鹿なの!?」

「今更心配?はっ、馬鹿はそっち。私はこの子と一緒。
 化け物だもん、危険じゃない……ねっ」

「あなたは…吸血鬼?ならこんなところには住めないはず」

「何で?何でそう思うの?………ねぇ不死身さん?」