〜翌日 下校中〜
亜弥は1人帰り道を歩いていた。
「あぁ、1人ゎつまんナィなぁ…」
その時、後ろから肩を叩かれた。
「えっ」
「あっスイマセン…」
「あぁ昨日の…」
肩を叩いて来たのは
昨日亜弥に道を聞いて来た男だった。
「驚かせてしまって
スイマセン。。。
どぅしても昨日のお礼を
伝えたくて…。。。」
「お礼なんて…
全然大丈夫デスよ」
「あれ?昨日の彼は??」
「あっ透哉デスかァ
今日透哉補習で居残りなんデスょ」
その時、男は
微かにニヤついた。
「そぅ何ですか…
大変ですね……」
「デモ、明日カラ夏休みなんデスょ
二人で海に行く約束もしてるンです」
「うっ………」
男は急にしゃがみ込んだ。
「大丈夫デスか」
「スイマセン…
急にめまいが……………」
亜弥もしゃがみ
男の顔を覗き込もぅとした、その時。。。
男が亜弥の顔に白いハンカチを押し付けた。
亜弥は気を失った様に眠りについた。。。
男は亜弥が寝たのを確認した後、近くの車に乗せた。