「ねぇ、

そのネックレス何??」





「親父とお袋の

結婚指輪。。。」




「形見ってコト??」




「そぅ、、、




俺の宝物。。。」






















「ごめんなさい」







「何で謝るんだよ…?」


昇が亜弥の方を見ると
亜弥は涙を流していた。











「私のお父さんのせいで……」






昇は上を見上げ
一呼吸した後に
話し始めた。



「そぅ言えばさ、、、

誘拐なんて意味がない。

みたいな事、

お前、前に言っただろ?






俺考えたんだ。。。








本当に意味が無い事なのかもしれない。って。。。









でも、ここで

止める訳にはイカないんだ。」





亜弥は相づちを打ながら
聞いていた。






「もぅお前に迷惑をかけたく無い。



だから明日で
サヨナラだ。。。」





「デモ何で明日なの??」





「明日は


親父とお袋の命日だ…」





昇は喋るのを止めた。



亜弥が昇を見た
その時、、、


昇は亜弥に


キスをした。