今まで住んでいた住宅にさよならを告げ

同じ町ではあったが借家に引っ越しました。

その頃、私は小学校一年生でお兄ちゃんは

中学生になりました。

まだ小学校に入りたての自分は、

お母さんと離れたくない一心で、毎日朝になると

泣いてお母さんを困らせてしまいました。

学校が終わると、児童館にいって、

夕方になるとお兄ちゃんが迎えに来てくれました。

家に帰ってお母さんが夕方帰ってきて、

ご飯を作ってくれて数時間後には

また夜の仕事に出掛けてお兄ちゃんとふたりきり。