「おぃ」


ええーっ起きてるよぉ


「そんなじーっと見られたらいやでも起きる」


うそっ!私そんな見てたかな?


「すみません…」


「別に…」


やっぱりこの人怖いよ(泣)


「ねぇおまえ教室行かなくていいの…?」


「あの…実は私迷子でさっきまで渡り廊下にいたんですけど道に迷ったというかなんというか…」


先輩なら道わかるかもしれないしとりあえず聞いてみよう


「体育館に行きたいんですけど…」


私が尋ねると彼はいきなり笑い出した

「くっくっ…はっはっ」


えっ?私そんなおかしなこといったかな?


「あの…私何かおかしなことでもいいました?」