私がしばらく教室でボーッと窓から外の部活動を眺めているとブブっと携帯が振動した。 誰からだろ そう思いながら重たい腕をしぶしぶ動かして確認する。 〝今日、新ちゃんが体調壊して休みになっちゃったから、代わりに出勤できるかしら?〟 送信元は私が働かせてもらってるmilkという喫茶店の店長。 別に用事もなくなったしいっか そう思い私は出勤できますというメッセージを店長に送りバイト先へと向かった。