ハァハァと肩で息をする君と目が合った瞬間、私の目から涙が落ちた。


付き合っていた時みたいににこっと笑う君につられて、私も微笑んだ。


クラス中が静かに止まっている間に私の机まで歩いてくる君。


私は2年ぶりに話す君を見てドキドキとうるさい心臓を落ち付けようと必死だった。