高校は別々で、しばらくすると君に彼女ができたと人づてに聞いて、進んでないのは私だけだと知った。


しかし、君は突然現れた。




吹奏楽部に入っていた私は、あるコンサートで演奏を聴く君を見つけた。



似ている人だと思っていたからガン見していたら、君で本当にびっくりしたんだ。



いろいろ思うことはあったけど、直接話したいと思って、演奏が終わった後、客席に向かったけど、君はもういなかった。


一目見ただけで、波打つ胸が止まらなかった。