そんな君に別れを告げられたのは中3の六月。


理由を頑なに教えてくれない君に納得がいかなかった。



別れの手紙を私があげたメモ帳に書くなんて君は意地悪で。


いつもチビだ、チビだと意地悪をしてきたよね。


デートなんてほとんどしたことなくて、手を繋ぐのが精一杯だった。



そんな淡い初恋は散ってしまった。