放課後、、



蓮「おい、れ…いと、行くぞ」



玲「おう」



あいつ、今玲奈って呼ぼうとしてたな。
まぁ、いつかはバレるんだし、バレた時はバレた時だよね。


門にとうちゃーく!


えーっと、どうしよ。


玲「誰のに乗ったらいいの?」



蓮「俺のに乗…」



春「僕のー!!!僕の後ろ!」



玲「はいはい。こめんね、蓮。」



蓮「じゃあ、帰りは俺が送ってくから。」



玲「ありがとう(ニコッ)」


(みんなの顔が真っ赤になる。)


みんなどうしたんだろ。熱かな?風邪ひいたのかな?(←無自覚です。)



蓮「じゃあ、いくぞ!」



蘭鬼「「「おう!」」」



春、気を使ってるのかな?もっとスピード出してもいいのに。

なんか、物足りないなー。

あのスリル感とか…!!



10分後〜


春「ついたよ、玲奈ちゃん!!」



玲「ありがとう!」



蓮「そういや、玲奈ってバイク乗れるんだな。兄貴のにでも乗ってたのか?」



玲「えっ?!あ、うん!そんなとこ!!」



あー、あぶなーい!!



ガラッ!!


下「「「こんちには!!!」」」



蘭鬼「「「おう。」」」



そっけないなー、みんな。



下1「誰ですか?その女の人…」



下2「初めて見る顔ですね」



蓮「後で紹介する!みんなを集めとけ。」



下1「はい!!」



(あ!下っ端のことは「」の前に下1とか下2とかって書きます!)



蓮「なに、ボーッとしてんだ?行くぞ。」



玲「あ、うん!」



いわゆる、幹部室に連れてこられました。

綺麗に整理整頓されてて、掃除も完璧にされてる部屋で、なんか…すごい。

でも、蘭蝶の倉庫に比べるとまだまだだな(笑)


コンコン



下1「みんな集まりました!」



蓮「分かった。ありがとう。」



お礼はちゃんと言うんだ(笑)

えらい、えらい



蓮「今から、玲奈にはみんなに挨拶してもらう。いいか?」



玲「うん!そこで、私のもう一つの秘密も発表するね…!私、少しずつ蘭鬼といるのが楽しくなってきてるの。」



蓮「そっか!よかった。過去の事、全部を話してほしいとは言わない。でも、いつか俺たちにも話してくれよ。」



玲「うん、その時がくればね。でも、蘭鬼のみんなも過去に色々あったんじゃない?目を見れば分かるよ。少し前の私と同じ目をしてるから。今もかもしれないけどね…。でも、話くらいなら聞けるから!…さぁ!!いこう、みんなをまたせてるからね!」



蓮「あぁ。ありがとう。いくか!」



ガチャ…



ガヤガヤ



蓮「しずかにしろー!今日はみんなに話があるから集まってもらった。蘭鬼に姫ができた。今から自己紹介してもらう。」



なんか、上から話すのは嫌だなー…。

下に降りよ!

…スタッ!

玲「神崎 玲奈です!蘭鬼の姫になりました!でも、私を守ることはしなくていいから!自分の命を最優先して!!それと、もしなにか意見があったら言ってほしい。あと、敬語禁止!以上です!よろしくお願いします!!」



下「「「「おーー!!!」」」」



下1「玲奈さん!俺は大歓迎です!!一生ついて行きます!」



下2「おれもっす!よろしくお願いします!」



よかった。認めてもらえて…!



玲「認めてもらえたっぽいから、言うね!…私は、神崎組 時期組長で神崎グループの次期社長です!!これを先に言って認めてもらえても嬉しくないから、今言った!以上です!!」



下・蘭鬼「「「「…はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!?!?!」」」」




あの後、みんなに質問攻めにされたことは言うまでもない。

そして、そのまま疲れちゃって倉庫で寝てしまった…。


それから三日後。