私…宮末蒼が唯一、身体を許しているのはアキトこと堀江照史だけ。

 怖い雰囲気をしているけど、根はマジだし凄く優しい。
 たくましい身体をしていて、エッチもサイコーなのだ。

 ベッドでの事を済ませ一息付く…。

 アキトはベッドから起き上がり、傍らのテーブルに置いたペットボトルの水をガブ飲みした。
 私も起き上がって、同じテーブルに置いた飲みかけのペットボトルの緑茶に手にして、グィっと飲み干した。

 そして互いに一服。

 アキトが私の顔にふぅーっと煙を吹きかける。

 ぶぁ、煙たい!

 やったなー!

 お返しにと、私も煙を吹き返す。

 吸い終わったタバコを灰皿でもみ消すアキト。

「お前…、俺の事…どう思っているの?」

 いきなり、こんな分かりきった質問?

「愛しているに、決まっているじゃなーい」