「でもそれは表向きで、森山さんと宮末さんの交際は今でも続いている。結局は荻島さん、森山さんをゲットする事が出来なかった。そうなのよねー?」
「ハァ…、まあ…」
どうやら雅美は、あの夜の出来事を全て美月さんに話し聞かせたようだ。
お互い2人だけで語り合った時に私や蒼、森山さんの事が話題になって例のゴタゴタを雅美が話したらしい。
「それで荻島さんは、森山さんに対して…どんな気持ちでいるのか知りたいと思っているの」
「なるほど、そうですか」
「今でも…、好きだったりして」
私はハッキリと言った。
「もう…好きでもキライでもなく…何とも思っていませんから…」って。
(本当は今でも、未練はあるけど…)
心の奥底では、こんな思いなのだけどねぇ。
でもこれはもう、封印しようと思っているのだ。
さすがの美月さんも私の本当の気持ちなんて分からないだろうなあと思った。
「ハァ…、まあ…」
どうやら雅美は、あの夜の出来事を全て美月さんに話し聞かせたようだ。
お互い2人だけで語り合った時に私や蒼、森山さんの事が話題になって例のゴタゴタを雅美が話したらしい。
「それで荻島さんは、森山さんに対して…どんな気持ちでいるのか知りたいと思っているの」
「なるほど、そうですか」
「今でも…、好きだったりして」
私はハッキリと言った。
「もう…好きでもキライでもなく…何とも思っていませんから…」って。
(本当は今でも、未練はあるけど…)
心の奥底では、こんな思いなのだけどねぇ。
でもこれはもう、封印しようと思っているのだ。
さすがの美月さんも私の本当の気持ちなんて分からないだろうなあと思った。