花陽(kayo)「葵、おはよ!朝っぱらからラブラブじゃん。」
七葉(nanaha)「これだけ見せつけられたら、ファンの子たちはたまったもんじゃないね。」
葵「あ、あれが、ら、ラブラブに見える、?!」
そう、なんかこういうなんて言うんだろ。元気?なキャラ。これ学校専用!って言うか、遼と話す時以外は基本キャラを作る。
…なんでだろ。みんなを信用してないわけじゃない。だけど、分かんない。
杏奈(anna)「うわ、うざ!」
英里(eri)「調子乗ってるよね〜?」
あーぁ。遼の元カノ軍団。
いつもそうだよ。こっちに火の粉かかってきてさ!!
花陽「教室行こ?」
葵「うん!」
今日も平凡な1日を過ごした。
だけど、今日は早く帰らなきゃいけないから。
プルルルルップルルルルップルルル
葵「は」
遼「帰るぞ。」
…遮られた。返事すらさせてもらえなかった。
葵「バッシュ買うんじゃなかったの?久々のOFFでしょ?」
遼「それはお前が明日買ってくるからいい。とりあえずさっさと出てこい。」
…まぁ、遼の後ろに乗った方が速いし、いっか。
急いで外に出ると、女の子の集団の中に遼。やっぱコイツモテるんだな…うざ。
遼「おうアホ。乗れや。」
葵「うるさいクズ。出発してよ。」
いつも歩いたら40分かかる道も遼の後ろだと15分くらいだし、寝てる間に着いちゃう。
遼「…なんかあったら、TELしろよ。絶対。」
…遼には、お母さんが絡んでるって分かっちゃうのかなぁ、、、
葵「うん、ありがと。バイバイ。」
ボロアパートの階段を上がって家に入ると、お母さんと小綺麗なおっさん。
お母さん「あぁ、帰ってきた。あたしこの人と結婚するから、あんたもう要らないわ。ここも今週いっぱいで追い出されるし。じゃーね。」
そう言って2人は出て行った。
…え?これ、何?捨てられたってことでいいのかな。
あれ?捨てられた、の?
…置いて、かないで、、1人に、独りにしないでっ…!!!
あたしは、玄関でお母さんが帰ってくるのをひたすら待ち続けた。
お母さんの許可なしに外に出ると怒られるから。
だって、やっぱり嘘だよって今までみたいに帰ってくるかもしれないでしょう?
今までこんなこと何回もあった。
今回もそれだよ、ね?
ドンッ
あ、お母さんかな?…あれから何日たっただろう。今回は遅かったなぁもう。
ドンドンドンッ…ガチャッ
遼「葵っ!!」
部屋に入ってきた遼は、汗ダラダラで疲れた顔をしてて…でも、安心した顔であたしを強く強く抱きしめた。痛いくらいの力で。
葵「……りょ、ぅ?」
遼「だから、、だから!電話しろって言っただろ!!!」
葵「…ごめん、なさい。でも、大丈夫。お母さん帰ってくるよ。今までみたいに。」
遼「……葵。お前の母さん、もう帰ってこねぇよ。」
葵「え…?」
遼「死んだ。」
空気が止まったように感じた。体が動かない。
遼「交通事故。運転していた男が薬中だったらしくて、同乗していたお前の母さん、昨日の夜亡くなったよ。」
葵「い、いいんだよ。あんなの母親じゃないし、、母親じゃ、ないし、」
遼「…泣くな。俺が、居るから。ずっと。」
泣きつかれたあたしはそのまま意識を失うように寝てしまった。
七葉(nanaha)「これだけ見せつけられたら、ファンの子たちはたまったもんじゃないね。」
葵「あ、あれが、ら、ラブラブに見える、?!」
そう、なんかこういうなんて言うんだろ。元気?なキャラ。これ学校専用!って言うか、遼と話す時以外は基本キャラを作る。
…なんでだろ。みんなを信用してないわけじゃない。だけど、分かんない。
杏奈(anna)「うわ、うざ!」
英里(eri)「調子乗ってるよね〜?」
あーぁ。遼の元カノ軍団。
いつもそうだよ。こっちに火の粉かかってきてさ!!
花陽「教室行こ?」
葵「うん!」
今日も平凡な1日を過ごした。
だけど、今日は早く帰らなきゃいけないから。
プルルルルップルルルルップルルル
葵「は」
遼「帰るぞ。」
…遮られた。返事すらさせてもらえなかった。
葵「バッシュ買うんじゃなかったの?久々のOFFでしょ?」
遼「それはお前が明日買ってくるからいい。とりあえずさっさと出てこい。」
…まぁ、遼の後ろに乗った方が速いし、いっか。
急いで外に出ると、女の子の集団の中に遼。やっぱコイツモテるんだな…うざ。
遼「おうアホ。乗れや。」
葵「うるさいクズ。出発してよ。」
いつも歩いたら40分かかる道も遼の後ろだと15分くらいだし、寝てる間に着いちゃう。
遼「…なんかあったら、TELしろよ。絶対。」
…遼には、お母さんが絡んでるって分かっちゃうのかなぁ、、、
葵「うん、ありがと。バイバイ。」
ボロアパートの階段を上がって家に入ると、お母さんと小綺麗なおっさん。
お母さん「あぁ、帰ってきた。あたしこの人と結婚するから、あんたもう要らないわ。ここも今週いっぱいで追い出されるし。じゃーね。」
そう言って2人は出て行った。
…え?これ、何?捨てられたってことでいいのかな。
あれ?捨てられた、の?
…置いて、かないで、、1人に、独りにしないでっ…!!!
あたしは、玄関でお母さんが帰ってくるのをひたすら待ち続けた。
お母さんの許可なしに外に出ると怒られるから。
だって、やっぱり嘘だよって今までみたいに帰ってくるかもしれないでしょう?
今までこんなこと何回もあった。
今回もそれだよ、ね?
ドンッ
あ、お母さんかな?…あれから何日たっただろう。今回は遅かったなぁもう。
ドンドンドンッ…ガチャッ
遼「葵っ!!」
部屋に入ってきた遼は、汗ダラダラで疲れた顔をしてて…でも、安心した顔であたしを強く強く抱きしめた。痛いくらいの力で。
葵「……りょ、ぅ?」
遼「だから、、だから!電話しろって言っただろ!!!」
葵「…ごめん、なさい。でも、大丈夫。お母さん帰ってくるよ。今までみたいに。」
遼「……葵。お前の母さん、もう帰ってこねぇよ。」
葵「え…?」
遼「死んだ。」
空気が止まったように感じた。体が動かない。
遼「交通事故。運転していた男が薬中だったらしくて、同乗していたお前の母さん、昨日の夜亡くなったよ。」
葵「い、いいんだよ。あんなの母親じゃないし、、母親じゃ、ないし、」
遼「…泣くな。俺が、居るから。ずっと。」
泣きつかれたあたしはそのまま意識を失うように寝てしまった。