「〜舞っ!起きなさい!何時だと思ってるの!」



お母さんの声で目が覚めた。


時計を見たら、、、7時半!?



「わ〜!!遅刻する〜!」



急いで準備する。



あー‥今日は髪巻いていこうと思ったのに。



明日から気をつけなきゃ‥




「いってきます!!!」



急いで飛び出すと、家の前で待ってた。
大好きな幼なじみが。



「また寝坊かよ。今日はブスに更に磨きがかかってんぞ。」




恵斗はいつもこんな感じ。
いつもからかわれるのが普通だ。




「〜うるさいっ!どうせ私は可愛くなんかないよ!」




高校2年生にもなって毎日毎日くだらない
喧嘩ばかりしてる私たち。



周りから夫婦漫才だとか言われるけどそんなんじゃない。



本当は‥本当は素直になりたいのに。


いつも可愛くないことばっかり言ってしまう。



そんな自分が嫌だった。