「たっだいまぁ~~~」


その時だ。

灯斗が帰ってきた。



「・・・ッ」


心臓が高鳴る。


ドクン。


ドクン。


「・・・・あ、親父帰ってきた」


「・・・だね」



「俺、ちょっと話してくる」



「あ、わかった。待ってるね」



ぱたんと、ドアは閉められた。

「・・・・計画、変更。」



夜斗を、先に殺そう。


そして、家族を失った悲しみをあいつに思い知らせてから・・・



そうしてから、灯斗を殺す。


一番ダメージの出る方法で・・・