「・・・・寒い・・・・」 季節は冬。 夜斗とは、順調に付き合っている。 「・・・こーしてれば、寒くないだろ??」 手を握りしめてくれる。 ・・・・正直、嬉しい・・・ でも、 心に陰る小さな思い。 もう、決めてしまった。 ―決めたよ。 夜斗、 わたしね、あなたを今日殺すんだ。