「美桃って言うんだ、あれ?言ってなかったっけ?」


「――みと・・・?」


声が低くなった


もう限界・・・


きっとばれた


夜斗の影にかくてれいたっていずれバレル




「・・・・こんにちわ」


目を合わせないように


虚ろな瞳で


夜斗のお父さんを見る



「・・・・ッ・・・・」



言葉がでない夜斗のお父さん


「美神美桃といいます。ヨロシクお願いします」



「・・・・・・・・・・・」


「おい、美人すぎてビックリしただろ?」


時っていうものは意地悪だ


こんなにも人は変わらないんだ


格好いい顔はそのままだけど、服装とか全てなんか・・・



あの日のままのようで―・・・・