波の音が聞こえる 目をつぶるあたし このまま幸せで・・・ このまま、幸せでいたかった なのに― 「おい、美桃ーついたぞー」 「・・・・・え?」 辺り一面、海だった ザザーンと優しい音を響かせる波 ・・・・・ああ、きもちいな・・・ 「なあ、美桃・・・」 「ん?」 優しい時間が流れる――・・・・