・・・・どうして、 どうして、あの人が・・・・ あの日、あたしの幸せ全てを奪った人が あたしの目の前にいるの? どうして、あの人が・・・・ あの日、あたしの命を助けてくれた人が あたしの前に立っているの? 目の前が、暗くなった。 「・・・美桃!?」 侑子の声が頭の中で響いていた。