そして、返事をどう書くか迷った。



私は特に、この穂積さんとやらと仲良くしようと言う気はなかった。



合わなさそうだから。



私は、おしゃれとかファッションとかそんな話ができる友達がいい。




申し訳ないけれど、この穂積さんとはできなさそう。




さっき話していたこのクラスでは一番目立つと思われる女子グループの方がよっぽど話が合いそうだった。




だけどそれは無理なんて書くのも気がひける。




それってきっとあの子が言ってたところの『私とお父さんの同じ部分』になってしまう。



私はこれまでの私とは違うんだ。