(完)嘘で溢れた恋に涙する
恋愛(ピュア)
完
3
彩羽/著
- 作品番号
- 1440198
- 最終更新
- 2021/09/23
- 総文字数
- 199,954
- ページ数
- 381ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 151,744
- いいね数
- 3
『出会うべきじゃなかった』
何度、私たちはそう呟いて泣いただろう。
だけど、それでも
『出会いたくなかった』
とはどうしても言えなかった。
この恋は許されない恋だったんだ。
わかってたから
私たちはもがき続けた。
「お前はこの先ずっと1人だ」
「お前なんか死ねばいい」
わかってた。
だから私は大きな嘘をついて平気なふりをした。
「あたしがあんたを好きになるわけないじゃない」
それでも私はあの日から君以外見えないんだよ。
____私たちはいつだって運命に従おうとしていた____
2017.6.24⇨START
何度、私たちはそう呟いて泣いただろう。
だけど、それでも
『出会いたくなかった』
とはどうしても言えなかった。
この恋は許されない恋だったんだ。
わかってたから
私たちはもがき続けた。
「お前はこの先ずっと1人だ」
「お前なんか死ねばいい」
わかってた。
だから私は大きな嘘をついて平気なふりをした。
「あたしがあんたを好きになるわけないじゃない」
それでも私はあの日から君以外見えないんだよ。
____私たちはいつだって運命に従おうとしていた____
2017.6.24⇨START
- あらすじ
- 中学3年生の夏、坂井由姫はある島に引っ越してきた。知られたくない過去のせいで声を失っていた彼女は城島理玖と出会う。あってはならない出会いに苦しみ、彼から離れようとするがだんだんと優しい理玖に惹かれていく。声を取り戻した由姫と理玖の間にあるつらい因縁とは…
この作品の感想ノート
最後まで読んで衝撃を受けました。大学受験ってことはこの作品を書かれたのは高校生のときというですか!?(そこかよ笑)
こんな深くて素敵な作品を高校生で…? 文章も本屋さんで見る小説よりも読みやすくて、ものすごく引き込まれました!
読み始めたときは、300ページ越えか…長いから時間かかるし読むのやめようかなあって考えてたのに一気に読み終われるくらいハマりました笑 素人意見ですが、小説家になっても爆売れしそう…。素敵な作品をありがとうございました!
by Kさん
2019/04/05 19:25
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