私達は数分間何が起こったのか分からなかった。
だって目の前に居るのは美雪なのに、助けてよ!ねぇ!と言った後、瞳を閉じて手はダラーンとして丸で死んだ人のようだったから。
段々と美雪の桜色の小さい唇も青空の用になって行った。
その頃には私達はあぁ。死んじゃったのだなと悲しみで満ちていた。
私達は怒りすぎて意識を一時的に失ったのかと思った。
でも数時間待っても目を覚まさない美雪。まさかって思いたく無かったのだ。
そんな私達もヤバいな、おかしいなと思った時にはもう遅かった。
私達は急いで脈拍と意識を確かめたが手は冷たく、意識は全くない。
私はとりあえず救急車を呼んだ。
しかし、救急隊も一応総合病院に向かうといった。すぐに手術が始まった。
手術不可能で薬の治療をしてたが何故手術出来るのにしなかったのか不思議だ。
私達は終わるまでの間どうしようどうしようと思いながらも美雪の無事を祈った。
パチッ!ウィーン
手術ご終わった。美雪は無事なのか?
「先生!美雪は?!美雪は大丈夫なんですか?」
「すみません…。助けられませんでした…。我々もすごい技術を持った医者を揃え、最善を尽くしましたが…助けられず申し訳ありません。」
とすごい技術を持った医者達全員が深々と頭を下げた。