「そうなの…。何でそんなの信じ「分かるの!」」
「自分だから分かるの!それにもし死ぬときはここで死ぬって決めてるの!」
「はぁーはぁーはぁー…」ばたん!
「「美雪!しっかりして!美雪!」」
美雪は最後、息切れして倒れた。
美雪は多分最後になるだろう事を言った。
「私、二人に会えて良かった。こんなにも幸せな生活を私は望んでなかったし。」
「でも、今になってわかったの。私には二人が必要なんだって。」
「ありがとう!こんなダメダメな私を親友だっていってくれて。」
「私ね。親に捨てられてから一人暮らししてたの。小6の時だった。」
「でも…私は二人が居たから頑張れた。ここまで生きてこられた。本当に…ありがとう!」
「あこ…。いっつも元気で、明るくて優しくて、私にとってあこはお姉ちゃんのような存在であこが居なければ今生きてないと思う。私、頑張ったよ。最後まで勉強も、恋も何もかも全部頑張ったよ。未練が今ないのはあこのおかげだよ。ありがとう。これからも頑張ってね。」
「名雪…。名雪はいっつもボケの係で、楽しませてくれてありがとう。私にとって名雪は妹のような存在で可愛くて純粋ででもやっぱり高校生らしくて名雪が居なければこんなに明るくなれなかった。これからも頑張ってね。」
「最後に…二人とも。私は今まさに死んでしまう時です。でも、私は力の限り生きるからお葬式の時とか死んでしまったとき、頑張ったね。って言ってほしいの。多分私のお葬式代は市が出してくれるから。私、言ってなかったことがあるの。私、親を殺しました。」