ごはんを食べ終えると
楠木くんが部屋まで案内してくれた


「どうぞっ」

「おじゃまします‥」


楠木くんの部屋は本当に大人っぽくって
すごく綺麗に片付いてる。

だけどちゃんと生活感があって
私の部屋なんかとは全く違ってる。


初めて入る男の子の部屋
それに、楠木くんの部屋だ。


「なんか、緊張する‥です。」

「ん?、やっぱり?
綾瀬さん見てたらなんか分かる。」

「えっ?!」

「くつろいで欲しいけどなぁ〜俺は」


なんて、少しイタズラに話す楠木くんも
かわいいなんて、思ってしまう。


「お風呂行っておいで」

なんて、時計をみて楠木が言う

「お風呂?」

「うん、先に温まっておいで」



「うん‥でも、、」


「んっ?どうした?」


「あのっ、申し訳ないから、、」


「申し訳ないの?、、どうして?」


「だって、だって‥
こんな体で入らせて貰うなんてっ
できないよっ、、汚い。」


うん、ありえない。
私の汚れてるこんな体っ。










「ねぇ、綾瀬さん。」


「ん?」












「‥怒るよ?‥、、俺。」