「っ、、、にゅっ、、」

下を向いていた私のほっぺを
突然つまむ楠木くん

「ふっ、くっ、、ふふっｗ」

視線を上げると必死に笑いをこらえてる
なんだかイタズラな子供みたいで
楠木くんの無邪気な顔に見惚れた


「なっ、、にゃに？くすにょきくん！！」

「っ、、、アハハハ///」

ついに笑いをこらえるのをあきらめたな！
もぉ！！！！楠木くんのせいだぁ！！

なんか楠木くんにつられて
自然に笑顔になれる


「あっ、ごめんごめんw」

「っ‥‥‥、、ううー」

「ふっ、ごめんってw」

そう謝る楠木くんの顔は
まだ笑っていて

楽しそうにしてくれる姿に
私もホントにうれしいって思う




「やっぱさっ、
俺、綾瀬さんの笑顔‥、
好きだなって思ってさっ」


なんて、そんなことを今度は
真剣な顔で言う楠木くんに、、
ドキドキしてしまう。


「俺さっ、綾瀬さんには
笑ってて欲しいんだ。」

少し頬を赤く染めながら言う楠木くん
その姿にまたドキドキする。