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トコトコトコトコ








『ふぅー。』







空を見上げると、茜色の空は、暗紫色の空に侵食されていた。







お城を出たのは夕方だったからなぁ。








そろそろ暗くなってきちゃったや。







『この辺りで休むとしようかなぁ...。』








今日は野宿か。








アクアレイナまでは、まだ時間がかかるし、明日の朝にまた出発しようかな。








そう思って、近くの木に寄りかかった時だった。








「おやおやぁ?こんな所で何してるのかねぇ?お譲ちゃん?」







「ホントだ。ここは、盗賊が出るって親に習わなかったのか?ガハハハハ!」