「あれから野放しになっていた者たちひとりひとりの話を聞き生きる道を一緒に作っててな。」


「今からその最後の一人に会いに行ってくる。」


「野放しだった者の話を聞いていると皆一生懸命生きていたんだ」


「それに、気づけた事。お前には本当に感謝している。」




「だから…………」













早く目を覚ましてくれ、、













「いや…俺は待ってるから。それじゃあ行ってくる。」



そう笑みを向け、部屋を出た