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「ノア様、こちらの案件ですが…」



調べものをしていた俺に話しかけるローレス。



「あぁ、それは俺が今から行こうと思う。」


「了解しました。」



音羽が喋り、笑いかけてくれなくなったあの日から…

俺は王の仕事に励んでいる。


決して忘れるわけでも紛らわす為でもない。


音羽が俺を見て悲しまぬよう心配せぬよう生きている……



「さて、行くか。」



立ち上がり身なりを整えある部屋に向かう…