「もうっ!京ちゃんのバカ!息止まっちゃうよぉ。」


ようやく唇を離してやると
頬を膨らませ、怒る苺花。



「苺花が可愛すぎるのがわりぃんだろ」


「なにそれっ。可愛くないよ!」


ほんとになんでこいつは自分の
容姿を理解してくんねーのかな。


「ま、いいや。今日のご飯何食べたい?」


今日は同居祝いだから好きなもん
作ってやりたい。


「わたしが作ってもいいかなぁ。」


思いも寄らぬ答えが帰ってきた。