「飲め」


リオン様が私の口元に薬を持ってくる
が、最後の抵抗

口を引き結び開けない
拒否をする


「…仕方がないな」


ポツリと呟くリオン様
何を思ったか薬をぐい呑

そして、私の顎をガッと掴み…


「ッ?!!」


なんと口移しを強行した
驚いて一瞬力を抜いてしまった
その瞬間、リオン様の舌が無理矢理口をこじ開け…

私の抵抗虚しく…
薬を飲んでしまった

うぅ…痛い
痛いんだけど…

今は痛いより困った事になっている
リオン様が離してくれないのだ

もう薬は飲んだ!
飲んだのにっ、なぜかそのまま普通にキスをされ続けている


「んんっ…んーーっ!!」


いや、本当にちょっと待って!
苦しいっ!苦しいから!!