「たるんでんじゃねーのか!?気合い入れてやれよ!!」


「「「「「はい!!」」」」」


季節は春から夏になろうとしていた。


高校2年生になって、早速力が入っている部活。


その理由は、先輩達がウィンターカップの予選で準決勝まで行ったから。


私たちでもそこまで行けるっていうのをほかの学校に知らしめた。


すると小林先生が燃えて、こんなに力が入っている。


「俺たちの代であそこまで行けたんだ!まだまだこっから上っていくぞ!!」


って感じで毎日熱のこもった練習が続く。


大きな変化があったの予選の後。


東吾がスタメンのメンバーに選ばれたんだ。


っていってもまだ補欠だけど、最近は結構試合に出してもらっている。


東吾もやる気が上がっている。


休憩になると私は毎回東吾の元に行ってアドバイスを貰う。


私が行けない時は東吾の方から来てくれる。


先輩達からは「本当にお前ら仲いいなー!」なんて言われるほどに。