「あのさ、こないだ友達にこれ貰ったんだよね。一緒に行くつもりだったんだけど行けなくなって。だから、もしいいなら一緒に行かない?」
渡されたのはウィンターカップのパンフレット。
「え、でも、私でいいの?バスケのことそんなに詳しいわけじゃないよ?」
私よりもきっと男子のチームメイトと行った方がいいと思うんだけど。
すると東吾が静かに話し始めた。
「・・・・俺さ、由紀にバスケのこと好きになったって言われたの本当に嬉しかった。俺の言葉で由紀のことを変えられたんだって思ったらちょっと自分の中で自信になったんだよ。」
「・・・・・・・そんなこと思っててくれたなんて知らなかった。」
「だから、友達が行けないって言った時にすぐ由紀の顔が浮んで。・・・・・・・この試合見たらもっとバスケにハマるんじゃないかって思った。・・・・・・・だから、一緒に行かない?」
私を誘ってくれたのは私にもっとバスケを好きになって欲しいから。
チームメイトよりも、仲のいい存在って思っていいのかな?
「うん。行きたい!!ありがとう、誘ってくれて。」
渡されたのはウィンターカップのパンフレット。
「え、でも、私でいいの?バスケのことそんなに詳しいわけじゃないよ?」
私よりもきっと男子のチームメイトと行った方がいいと思うんだけど。
すると東吾が静かに話し始めた。
「・・・・俺さ、由紀にバスケのこと好きになったって言われたの本当に嬉しかった。俺の言葉で由紀のことを変えられたんだって思ったらちょっと自分の中で自信になったんだよ。」
「・・・・・・・そんなこと思っててくれたなんて知らなかった。」
「だから、友達が行けないって言った時にすぐ由紀の顔が浮んで。・・・・・・・この試合見たらもっとバスケにハマるんじゃないかって思った。・・・・・・・だから、一緒に行かない?」
私を誘ってくれたのは私にもっとバスケを好きになって欲しいから。
チームメイトよりも、仲のいい存在って思っていいのかな?
「うん。行きたい!!ありがとう、誘ってくれて。」