ちょっとだけ抜け出して奈乃香に抱きつく。


私はコソッと奈乃香に耳打ちした。


「響君といい感じ?楽しんでる?」


「うん。今のところは普通だよ。」


「そっかー!良かったね!!」


「由紀は午後から回るんでしょ?楽しんできてね!!」


「うん。じゃあまたあとで!!」


奈乃香は響君に呼ばれて行ってしまった。


私もあと少しで交換だから頑張ろ!!


さっきよりもスピードを上げてやったらお客さんがやっと少なくなってきた。


そして1時にやっと次の人と交換した。


「由紀?準備大丈夫?」


「うん。行こっか!」


手を洗って東吾の隣に行った。


すると私のお腹がグゥーーッとなった。


は、恥ずかしい・・・・・・・/////


「ふっ、あはははは!!マジで、由紀最高すぎるっ!!」


お腹を抱えて笑い出した東吾を軽く睨む。


「東吾だってお腹空いたでしょ?ほら、なんか食べようよ!!」