「はい、これでいいんじゃない?」


鏡を見ると耳の所が編み込みになっていた。


「凄い!!ありがとう!!」


「楽しんできなさい。」


私は大きく頷くともう1度部屋に戻って慎重に制服に着替える。


髪の毛が崩れないように・・・・・・


よし、これで大丈夫!!


鏡の前でもう1度確認してリビングに下りる。


朝ごはんを食べていつもより20分も早く家を出た。


早く出たから一本早いバスに乗る。


多分東吾はいないよね。


バスが来て私はいつものように一番後の席に行くと、


「よっ!おはよう!」


「えっ!おはよう!早くない?」


いないと思っていたのに、びっくりした。


「なんか早く目ぇ覚めたから。それにキャプテンにちょっと頼まれてさ。」


「そうなんだ。頼まれたってお好み焼きの何か?」


「うん。由紀も手伝ってくれる?」


「もちろん!いいよー!あぁー!楽しみだね!!」


一人ワクワクしているけど東吾はちょっと眠そう。