「なんてねー!実はさっきまで響君と話してたら教えてもらったんだよねー。」


「えっ!?なんで響君!?もう、わけが分かんないだけど!!」


1人混乱していると電話の向こうで奈乃香が話すのをやめた。


「ん?・・・・・・奈乃香?」


「実は・・・・・・・私ね、響君の事が好きなの。」


えぇーーーーーーーーーーーーっ!!


響君でしょ!?


「えっとーーー、なんで響君?」


「夏休みに、えっと、由紀が合宿行ってる時に夏祭りに友達と行って。その時にたまたま響君に会ったんだよね。話してるうちに楽しくなって・・・・・それで何か、多分、一目惚れしちゃった/////」


一目惚れって・・・・・・・可愛すぎっ!!


「なんでもっと早く教えてくれなかったんだよー!」


「だって!!私より先に由紀が東吾君好きって言うから。なんか、タイミング逃したの。」


「・・・・・そっか。でも、私は奈乃香のこと応援してるよ!!ってことは・・・・・文化祭一緒に回るの?」


「うん。そういうことになった・・・・・」


「そっか!じゃあお互い頑張ろうね!!」


「うん。じゃあまた明日!!由紀も楽しんでね!!」


「ありがとう!!じゃあね!!」


電話を切って私はベッドの上に転がる。