キャンプ場と聞いて周りからは喜びの声が聞こえる。


「はい、静かに。えっと、荷物は後日伝えるのでその時に。後は女子はこっちで、男子はこっちでキャプテンからの話を聞いてください。」


キャプテン達の指示通りに動く。


当日の持ち物の話や食事の話を聞いた。


食事は全部自分達でやるみたい。


「食事はマネージャーが基本やるけど、人手が足りないので後でリスト作っておきます。担当になった人はマネージャーと一緒に手伝ってください。じゃあ、解散!」


「「「「「はい!!」」」」」


合宿ってなんかワクワクするよね!


私が浮かれているとバサッとタオルが落ちてきた。


見なくても誰だか分かる。


「東吾。何このタオル。」


「ん?お疲れ様。」


「お疲れ様。って聞いてる?」


東吾は口笛を吹いて聞いてないふり。


なんか最近いじられてばっかりだなー。