「そうなの!!昨日生徒会室行ったら、生徒会の人に気に入られちゃって、それで即OKだった!!」


「・・・・凄すぎだから・・・・・。ってことは、文化祭の時は生徒会の役員としてなにかするってこと?」


「まぁ、そうだね。ってことで2人でがんばってねー!」


テンション高めの奈乃香は先に学校の中に入っていった。


私達もクラスに入って席につくと担任が来た。


「じゃあ予告通り委員会決めるぞー。どの委員会も3人ずつだからなー。」


3人!?


どうしよう、1人足りないよ!!


「東吾!あと1人どうするの?」


「え?朝言ったじゃん。俺の友達やりたいって。」


「えっ!同じクラスなの?」


そう言うと東吾は斜め前の席の人を指さした。


指さした先にはいかにもうるさそうな奴がいる・・・・・・・・・


「じゃあ文化祭実行委員やりたい人ー。」


私は勢いよく手を挙げた。


「えっとー、由紀と東吾と響だな。決定しまーす。」


あっ、あの人響っていうんだ。