私は了解と送るとスマホを閉じた。







次の日、私がバスに乗ると一番後ろに東吾が座っていた。


「おはよう、東吾。隣いい?」


「おはよ。どーぞ。」


東吾は眠そうに欠伸をしている。


「あっ、委員会何にするか決めた?」


「あぁーなんか、俺の友達が文化祭実行委員がいいとか言ってたかな?だから、それにするかも。」


「へー!私もやってみたいって思ってた!!一緒にやろ!!」


「うん。いいよ。」


バスから降りて学校に向かってる途中で奈乃香に会った。


「おはよう奈乃香。」


「おはよう。おふたりさん。一緒に登校ですか。いいですなー。」


おばあちゃんみたいに言う奈乃香がおもしろくて笑ってしまった。


「あっ、そうだ!私と東吾、文化祭実行委員やろうと思うんだけど、奈乃香も一緒にやろ!!」


「いいねー!でも無理!!」


「えっ!?なんで!?」


すると奈乃香はバッグの中から名札を取り出して見せる。


「「生徒会!?」」


私と東吾の声がハモると奈乃香にドヤ顔された。