そこには、[超えろ]の三文字。


「本当に、ぴったりだ。・・・・・多分、東吾が大事にしてる言葉なんだ。」


1人呟くと私は家に向かって歩く。


また会えるかしれない。


その時は今よりも成長してるといいな。


東吾に私がアドバイスできるような人になっていればいいな。


突然公園で出会った男の子。


これが私と東吾の出会いだった。